熟成黒にんにくとは?生にんにくの違いって?
黒ニンニクには生の時には存在しなかったS-アリルシステインと言う物質が含まれています。
これはナマにんにくのアリシンが変化したものでどちらにもがん予防の効果が高いと言われる成分です。
ニンニクの刺激臭の元でもあるアリシンはアリインが酵素によって変化したもの。
このため加熱調理で酵素が不活性化してしまうと抗がん効果が失われてしまうとも言われます。
が、健康のためと言っても日常生活の中で、にんにくのニオイをプンプンさせながら周囲に迷惑がられても問題です。
そこで味噌漬けやしょうゆ漬けなど保存のきく形で長く寝かせる事で匂いも和らぎ、S-アリルシステインも増加させる事が可能です。
ただ、ホワイト六片種で有名な青森県の大蒜農家であれば、保存食としてのにんにくも当たり前の食材ですが、消費者が常に常備しておくのは難しい面も。
ニオイを気にする事なく大腸がんを予防する効果の期待できるs-アリルシステインがしっかりと生成された食品が熟成黒ニンニクです。
「黒にんにく」という食品自体は2〜3週間程度かければ自家製で作る事も可能です。
温度を一定に保つ必要があるため、炊飯器で寝かせる作り方が多く紹介されていますが、お釜には大蒜の匂いが移ってしまうので注意して下さい。
1ヶ月ももすれば、見た目には黒く変化して味にも甘みが出て、それらしい感じにでき上がります。
ただ、S-アリルシステインをはじめとする有効成分を増加させるには徹底した温度管理を行わなければそう多くは増やせません。
手間ひまをかけた割に栄養成分的にあまり変わりのないものができるのでは残念ですね。
成分の面からだけでなく、材料の大蒜の品質や寝かせたあとの味を考えると、やはり市販品の黒にんにくを通販する方がお得に感じます。
特に純黒にんにくは、徹底した製法で発酵熟成させることによりS-アリルシステインが16倍に増加してるほどスゴいパワー。
長年の経験や様々なデータに基づいて作られた発酵食品だからこそ、モンドセレクション5年連続金賞受賞なんですね。
健康に良いだけでなくその美味しさがまったく違っています。
にんにくの味と香りが苦手な人にも食べやすいのも特長。
安いメーカーの黒ニンニクは、にんにく臭が消えていませんが、こちらの商品にはほとんど感じません。
実際、最初に買ったお店の黒ニンニクは、食べるとにんにくの味がしていましたけど、まったく別物。
プルーンを食べているような味と口コミに書かれてあったのが本当でしたから。
たしかにドライフルーツを思わせる味に仕上がっているので、初めて食べた人は必ずといっていいほどビックリするのも納得します。
またあの強い匂いがないので、がん予防のためににんにくを食べたいけれど、接客業でムリという方にもピッタリです。
生のにんにくよりも良い事尽くめの黒ニンニクを健康維持役立ててみたいなら、まずはお試しからで。
もうちょっと安いとウレシイなーというのが本音ですが、きっとハマると思います。
というか、我が家はハマってます。